ニュース 電子 作成日:2014年11月17日_記事番号:T00053869
サムスン電子のハイエンド・スマートフォン市場における不振を受け、傘下の液晶パネル大手、サムスンディスプレイは中小型パネル事業において値下げ戦略を展開して業績の挽回を図っており、一部サプライヤーは3割もの値下げを求められ、利益計上が難しい状況だという。17日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、コンシューマー・エレクトロニクス業界では価格競争が激しく、1四半期当たりの価格下落幅は10〜15%に上るため、サムスンディスプレイはサプライヤーに対し、これまでも2割以上の値下げを要求してきたが、第4四半期は要求をさらに強めているようだ。
なおサムスンディスプレイは中小型パネル事業において、グループ内への供給の他、他ブランドからの受注を積極化しており、台湾や中国のパネルメーカーからのシェア奪取を狙っていると同紙は指摘。同社の値下げ攻勢は来年第1四半期まで続くとの見通しを示した。
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