ニュース 政治 作成日:2014年11月18日_記事番号:T00053877
来週29日に行われる統一地方選挙で、19日より支持率調査の公表が禁じられるのを前に、台湾各紙は18日付で最終の調査結果を掲載した。いずれも台北市では柯文哲候補(無所属)が連勝文候補(国民党)を、台中市では林佳龍候補(民進党)が胡志強候補(国民党)をリードしており、国民党は現有の直轄市2市を失う可能性が高まっている。
雨の中、街頭に立って投票を呼び掛ける台北市長選の連勝文候補。陣営は「青緑対決」を盛り上げようと必死だが今のところ空振り気味だ(17日=中央社)
主要紙のうち、蘋果日報の調査によると、台北市では柯候補が支持率33.9%で、連候補24.8%に9.1ポイントの差を付けている。一方、投票する候補をまだ決めていなかったり、回答を拒否した有権者も39.7%に上った。台中市は林候補41.3%に対し胡候補32.5%で林候補のリードは8.8ポイントだった。一方、桃園市(12月25日に直轄市に昇格)は呉志揚候補(国民党)が、高雄市は陳菊候補(民進党)、台南市は頼清徳候補(民進党)と、いずれも現職が安定したリードを保っている。
世論調査機関、未来事件交易所が行った調査では、国民党は台北市、台中市のみならず、基隆市、彰化県、澎湖県の計5県市を失う可能性がある。このうち彰化県は国民党の林滄敏候補48.1%、民進党の魏明谷候補47.8%で台湾全土で最も接戦となっている。
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