ニュース 金融 作成日:2014年11月18日_記事番号:T00053881
中央銀行(中銀)の17日発表によると、10月末の外国為替取扱指定銀行(DBU)の人民元建て預金残高は前月比1.01%減の2,457億400万人民元(約4兆7,000億円)で、昨年2月の人民元業務開放以来初めて減少した。香港と上海の証券取引所で同日始まった株式相互取引(中国語は滬港通)を前に、企業が資金を移したことが主因とみられ、10月の人民元送金額は2,004億3,600万人民元と前月比62%増えた。18日付工商時報などが報じた。
中銀関係者は、人民元の運用先が多様化し、企業は台湾のオフショア人民元建て債券(宝島債)や香港のオフショア人民元建て債券(点心債)で投資収益率を高めることも可能で、全ての資金を預金する必要はないと指摘した。
オフショア銀行部門(OBU)の人民元預金残高は前月比4.97%増の548億1,100万人民元だった。DBUとOBUの人民元預金残高の合計は3,005億1,500万人民元で0.03%増にとどまった。
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