ニュース その他製造 作成日:2014年11月18日_記事番号:T00053888
工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)の陳志強経理は17日、台湾製造業の来年の生産額について前年比2.86%増の18兆2,500億台湾元(約70兆円)との予測を示した。ただ、成長率は今年予測される3.26%を下回る他、▽米連邦準備理事会(FRB)の利上げ▽中国における不動産バブル▽ユーロ圏の景気低迷▽地政学的リスクの高まり▽エボラ出血熱の流行拡大▽ドル高によるアジア通貨への影響──の6大リスクに注意が必要と警告した。18日付経済日報が報じた。
IEKは来年成長が見込まれる産業として、▽機械▽通信▽半導体▽グリーンエネルギー▽バイオ医療──を挙げた。
機械産業については特に3D(3次元)プリンターやロボット分野で今後、長期にわたり高成長が続くと予測した。
通信産業については、スマートフォンの出荷が伸びていることから来年の生産額は1兆6,900億元へと今年の1兆1,100億元から成長するとの予測が示された。
台湾IC産業の15年生産額は前年比6.1%増の2兆3,300億元との予測。今後、モノのインターネット(IoT)分野が業界の成長をけん引すると指摘した。
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