ニュース 石油・化学 作成日:2014年11月18日_記事番号:T00053891
ポリエチレンテレフタレート(PET)大手、新光合成繊維(新繊)は、タイでのPETチップ、フィルム工場の建設先送りを決めた。早ければ今年末に着工し、2016年に稼動する計画だった。同社は、川上の市況が悪く、供給過剰のためと説明した。18日付経済日報が報じた。
同社は今年の株主総会で、東南アジア市場の需要を見込み、タイに工場を建設する計画で、環境影響評価の審査を通過したと説明していた。投資額は25億台湾元(約95億円)。ところが下半期に入り、営業担当者の報告から市況を楽観できなくなり、投資に慎重に転じた。
同社は、計画中止ではなく。着工時期を検討しているだけと説明した。
また同社は、観音工場(桃園県)で計画していたエンジニアリングプラスチック生産ライン拡張も見合わせている。まずは既存工場のフル稼働が目標と説明した。
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