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コンペック、10月売上高も過去最高


ニュース 電子 作成日:2014年11月18日_記事番号:T00053896

コンペック、10月売上高も過去最高

 高密度多層基板(HDI基板)大手、華通電脳(コンペック)が17日発表した10月売上高は前月比5.6%増、前年同月比17.5%増の34億2,700万台湾元(約130億円)で、2カ月連続で過去最高を更新した。アップルのスマートフォン「iPhone6」がよく売れている上、小米科技(小米、シャオミ)など中国スマホ需要が回復しているためだ。18日付電子時報などが報じた。

 同社は第3四半期末に中国・重慶市の新工場が量産を開始した。投資額は40億元。第1期の生産能力は12万〜15万平方フィートで、来年の第2期で倍増する計画だ。3層以上、エニーレイヤー構造のHDI基板が中心だ。

 同社の第3四半期連結売上高は前期比17%増、前年同期比5.8%増の89億9,400万元で過去最高、純利益は前期比105%増、前年同期比3.4%増の5億8,100万元だった。第4四半期も前期比5〜10%増収で、過去最高を更新する見通しだ。ただ、重慶工場の今年の損失が1億〜1億8,000万元に上り、通年利益は前年と同水準とみられる。