９月に台北市のナイトクラブで警察官が暴力団員の集団暴行を受け死亡した事件で、現場となった台北市信義区のショッピングセンター「ATT 4 FUN」内のナイトクラブ「SPARK」は18日、公式サイトで閉店を発表した。19日付中国時報が伝えた。
SPARKはフェイスブック（ＦＢ）でも閉店を通知したが、海外から訪れた外国人が店頭で閉店を知り、驚く姿も見られた（18日＝中央社）
事件発生後、警察官が毎日のように立ち入り検査を行い、経営が立ち行かなくなったことが閉店の理由とみられる。
これに先立ち、郝龍斌台北市長は騒動を起こすナイトクラブを徹底的に取り締まる方針を示していた。
警察の統計によると、台北市内では事件後、京華城（リビング・モール）のナイトクラブ３店舗が相次いで廃業したという。
