ニュース 金融 作成日:2014年11月19日_記事番号:T00053907
香港と上海の株式相互取引「滬港通」の開始で、香港経由で中国本土A株への投資が可能になったのと前後し、台湾証券業界では中国の証券会社との提携が相次いでいる。19日付経済日報が伝えた。
このうち、元大宝来証券は申銀万国証券、凱基証券(KGI)は海通証券、富邦証券は中信証券(CITIC)と提携。永豊金証券も従来の国金証券のほか、広発証券、興業証券と新たに提携した。
提携はリポート入手などで、A株投資家向けに十分な情報提供を行う狙いがあるとみられる。台湾系証券会社は既に台湾、香港、中国本土を網羅するアナリスト部門を設けていることが多いが、情報提供は必ずしも十分とは言えず、調査コストもかさむため、中国の証券会社と提携するのが早道と判断した格好だ。
このほか、中国の中信、海通、広発、国泰君安の各証券会社は、香港子会社経由での滬港通取引顧客を確保するため、台湾の生命保険会社や投資信託運用会社への接触を強めているもようだ。
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