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宿泊・飲食業のR&D費、5年で8分の1に【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年11月19日_記事番号:T00053910

宿泊・飲食業のR&D費、5年で8分の1に【表】

 経済部のサービス業統計によると、宿泊・飲食業の2013年研究開発(R&D)費は800万台湾元(約3,000万円)で、08年の6,300万元から約8分の1に減少したことが分かった。この間、中国人自由旅行者の増加などで営業拠点が大幅に増えたにもかかわらず、不動産業(2,600万元)にも抜かれている。19日付中国時報が報じた。

 13年の業種別R&D費は上位から▽情報・通信・メディア、131億6,500万元▽専業・科学・技術サービス、62億4,100万元▽医療保健・社会福祉サービス、30億800万元▽金融・保険、23億7,600万元▽卸売・小売、11億7,800万元▽運輸・倉庫、2億3,800万元──。

 杜紫軍経済部長は、卸売・小売を主とする商業サービス業は台湾域内総生産(GDP)の2割、就業人口の約3割を占め、経済と社会の安定に貢献する重要な産業だと指摘。R&D費の不足はビジネスモデルの革新や長期的な発展に影を落とすとの懸念を示した。