ニュース 機械 作成日:2014年11月19日_記事番号:T00053912
工作機械大手、友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)の朱志洋総裁は18日、同社のインド代理店、コスモスと折半出資で、合弁会社「フィーラーコスモス」を設立したと発表した。主にCNC旋盤、マシニングセンターを生産する。19日付工商時報などが報じた。
朱総裁によると、フィーラーコスモスのマシニングセンター月産能力は15~20台で、来年30~40台に倍増する見通しだ。2020年には年産能力2,000台、年間売上高1億6,000万米ドルを目指す。
朱総裁は、インドの工作機械市場は急速に発展していると語った。同社の代理店、コスモスは3年前にドイツの研削盤メーカーを買収し、昨年マシニングセンターに参入している。
一方、朱総裁は、12月末にドイツのある工作機械メーカーの全株式を取得し、買収すると明かした。この企業について、180年の歴史があり、30年前には従業員1万人以上を抱え、世界の原子力発電所で使用される中大型CNC旋盤で一二を争っていたが、近年は営業規模が縮小、赤字に転落し売却を迫られたと説明した。この会社の主な販売先は欧州連合(EU)だったが、フェアフレンドが買収することで、今後日本、中国、シンガポール、タイなどアジア市場に参入し、来年黒字転換すると見込む。
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