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CSCの1~2月台湾価格、平均1.7%下落【図】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2014年11月19日_記事番号:T00053914

CSCの1~2月台湾価格、平均1.7%下落【図】

 中国鋼鉄(CSC)は18日、来年1~2月の台湾域内向け製品価格を平均1.71%引き下げた。主要製品の1トン当たりの平均下げ幅は▽鋼板、604台湾元(約2,300円)▽棒線、317元▽熱延製品、307元▽冷延製品、492元▽電磁鋼コイル、78元▽溶融亜鉛めっきコイル、383元──。電気亜鉛めっきコイルは据え置いた。19日付工商時報が報じた。

 CSCは、▽需要が予想以下▽原料である鉄鉱石の国際価格下落▽米ドル高、円安・ウォン安──の影響で、国際鉄鋼価格が小幅に下落する中、台湾の川下メーカーは値下げか販売量の縮小を迫られており、顧客の輸出競争力強化のため同社は値下げを決めたと説明した。

 劉季剛・業務副総経理は、中国の輸出量が年初来7,890万トンと前年同期比42%増え、価格下落を招いていると指摘した。

 同社は、来年第1四半期の域内外受注量は311万~312万トンで、前期に迫っていると指摘。クーラーやシーリングファン(天井扇)、冷蔵庫用の需要を見込む。