ニュース 社会 作成日:2014年11月20日_記事番号:T00053928
台湾大学で最近、特殊な性的嗜好(しこう)を追求するためのサークルである「皮縄楽虐社(BDSMサークル)」の登録申請が30人の署名とともに提出された。それを受け、大学側は19日、サークル指導委員会の会合を開き、大学教職員と学生代表計17人による表決を行った結果、賛成票が8票にとどまり、過半数に1票届かず、申請は認められなかった。自由時報(電子版)が伝えた。
BDSMとはボンデージ・ディシプリン(拘束・調教行為)、ドミナンス・サブミッション(虐待行為)、サディズム、マゾヒズムの頭文字を取った用語で、いわゆるSM行為に代表される特殊な性的嗜好を包括している。
会合では「情欲の多元性を尊重すべきだ」とする意見が出る一方、「緊縛行為でけがをする恐れがある」などと安全性に懸念を示す意見も出るなど激論が交わされた。
サークルの発起人はフェイスブックで「社会の賛同を求めたい」「BDSMの汚名をそぎたい」などと訴えたが、サークル登録は実現しなかった。
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