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ガマニア、オンライン動画配信へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年11月20日_記事番号:T00053935

ガマニア、オンライン動画配信へ

 オンラインゲーム大手の遊戯橘子(ガマニア・デジタル・エンターテインメント)とテレビ番組製作の野火娯楽製作は19日、台湾初となるオンライン娯楽動画配信プラットフォーム「酷瞧CoTUre」を合弁で立ち上げると発表した。今月末に試験営業を開始し、来年第1四半期から80〜100の番組を配信する予定。双方のリソースを活用して年間200億台湾元(約760億円)に上る広告市場の商機獲得を狙う。20日付経済日報が報じた。


酷瞧CoTUreの来年の売上高目標は2億元で、初年度から黒字を目指す(19日=中央社)

 同プラットフォーム運営会社の資本金は1億元で、持ち株比率は蔡嘉駿・同社執行長が10%、ガマニアが55%、野火娯楽製作が35%。

 ガマニアの劉柏園董事長は、オンライン動画は既に動画視聴の主流になっていると指摘。広告収入の他、テレビ局に放映権を付与することでライセンス収入が見込めると話した。

 野火娯楽製作は『康熙来了』など人気バラエティー番組を制作している。同社の詹仁雄総経理は、ガマニアとの提携によりオンライン動画制作への事業転換が急速に進む他、制作チームは従来のテレビ番組よりもオリジナリティーを発揮できるようになるとメリットを語った。