ニュース 石油・化学 作成日:2014年11月20日_記事番号:T00053938
台湾中油(CPC)は19日、国際石油開発帝石(INPEX)がオーストラリアで開発を進めるイクシスLNG(液化天然ガス)プロジェクトの参加権益2.625%を5億米ドルで取得することで契約を交わしたと発表した。20日付工商時報が報じた。
同プロジェクトは2016年に生産開始予定で、ピーク時の生産量は▽LNG、年840万トン▽液化石油ガス(LPG)、年160万トン▽コンデンセート、日10万バレル──を見込む。
CPCは現在、世界10カ国・地域に運営または他社と共同探査する鉱区25カ所を保有しており、昨年の同社への分配量は原油545万バレル、LNG3億5,100万立方平方メートルだった。
同社は長期調達契約を交わしているインドネシア、マレーシア、カタールから主にLNGを輸入しているが、今後はパプアニューギニア、豪州、米国などからの輸入を拡大する方針だ。CPCの台湾域内LNG供給量は165億立方平方メートル。
なお、CPCは16年より、ロイヤル・ダッチ・シェル・グループがオーストラリアで開発を進めるプレリュードガス田からLNG200万トンを調達する予定だ。
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