ニュース 電子 作成日:2014年11月20日_記事番号:T00053946
ノートパソコン業界では最近、来年第1四半期の中国における労働力不足が例年に比べさらに深刻さを増すとの観測が出ており、一部ブランドメーカーはこれに備えてサプライヤーに対し、前倒しで在庫の積み増しを要求しているもようだ。20日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、来年2月の春節(旧正月)を前に中国では1月から労働者の帰省が始まり、労働力が本格的に回復するのは3月以降になるとみられている。
また来年第1四半期はアップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末、「アップルウオッチ」の発売が見込まれ、同製品の組み立てを独占受注しているとされる広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が既に中国において大規模な労働者募集を開始していることなどから、ノートPC業界の労働力不足が例年になく深刻化する見通しだ。
こうした中、春節期の労働力不足に備え、デルはサプライヤーに例年より1カ月早い12月から在庫の積み増しを要求している他、ODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーも出荷不調による失注を避けるため、労働力の確保や在庫積み増しを前倒しで開始するとみられる。
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