ニュース 電子 作成日:2014年11月20日_記事番号:T00053949
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は19日、クアルコム子会社、高通顕示器製造(クアルコム・パネル・マニュファクチャリング)の新竹科学工業園区(竹科)龍潭園区(桃園県)にある工場および附属施設(5万315坪)を8,500万米ドルで買収する契約を締結したと発表した。同社は、顧客の需要が旺盛な先進パッケージング・テスティング(封止・検査)拡充に充て、量産時期は顧客の需要に応じて決まると説明した。20日付蘋果日報などが報じた。
買収の目的は、今後主流になる見通しの3次元IC(3DIC)市場参入の準備とみられている。業界関係者は3DICについて、技術が複雑でコストも高く、量産には至っていないと指摘。採用は最もハイエンドとされるFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)チップが大部分だ。3~5年後にも量産できる生産ラインは不十分な可能性もある。ただ今後の発展を見込み、サムスン電子やインテルが研究開発(R&D)を行っている。
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