ニュース 金融 作成日:2014年11月21日_記事番号:T00053966
金融持ち株会社の元大金融控股は20日、先ごろ買収した韓国・東洋証券の100%子会社でフィリピンの「TongYang Savings Bank(TYSB)」を傘下の元大銀行が122億ウォン(約13億円)で買収することを董事会で決議したと発表した。これにより元大銀行は初めて海外拠点を構えることになる。21日付工商時報が報じた。
元大銀行によると、マニラに本店と支店2店を構えるTYSBの総資産は、台湾元換算で約7億5,900万元(約29億円)、払込済資本額は2億4,400万元、純資産は2億6,300万元。預金規模は4億7,200万元、与信規模は2億500万元となっている。
元大銀行はフィリピンについて、政府が近年、インフラ建設や経済改革に取り組んでいる他、海外で働くフィリピン国民からの送金が増えていると指摘。また東南アジア諸国連合(ASEAN)が結んでいる自由貿易協定(FTA)によるメリットから輸出が成長しており、経済成長率は2012年が6.8%、13年は7.2%と東南アジア最大となっていると好感を示した。
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