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ASE傘下の環旭電子、20億人民元の増資完了


ニュース 電子 作成日:2014年11月21日_記事番号:T00053975

ASE傘下の環旭電子、20億人民元の増資完了

 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、日月光半導体製造(ASE)は20日、傘下のDMS(設計製造サービス)、環旭電子が中国で20億6,000万人民元(約400億円)の現金増資を完了したと発表した。台湾企業の中国での増資で過去最高額だ。21日付工商時報が報じた。

 ASEによると、環旭電子は入札方式で増資を行い、発行価格は1株27.06人民元と、最低価格17.86人民元の1.5倍だった。ASEの環旭電子への出資比率は82.12%へと6.18ポイント下落した。

 増資の主な目的は、無線モジュールおよびウエアラブル(装着型)端末のマイクロモジュールのシステム・イン・パッケージ(SiP)生産拡充だ。

 設備業者は、環旭電子が従来よりアップルやインテルのWi-Fiモジュールの主な受託メーカーで、「アップルウオッチ」にSiP技術が採用されたことにより、来年は大口受注が期待できる他、今後多数のウエアラブル端末でSiP技術の採用が進むと予測した。