スイスの有力ビジネススクール、ＩＭＤ（経営開発国際研究所）はこのほど、世界60カ国・地域を対象にした「世界人材リポート」を初めて発表し、▽人材への投資、養成▽海外人材を引きつける力▽人材の準備──の３大指標、23項目を基にした人材確保競争力ランキングで、台湾は評価対象60カ国・地域のうち27位だった。2005年の18位から９ランク、13年から４ランクも順位を落とした。22日付経済日報などが報じた。
３大指標の順位は、▽人材への投資・養成、27位▽海外人材を引きつける力、30位▽人材の準備、25位──と軒並み前年から順位を下げた。
一方、23項目で順位が悪かったのは、▽人材流出、50位▽中等教育での教師と生徒の比率、47位▽外国人ハイエンド人材を引きつける力、45位▽女性の労働参加率、39位──だった。
なお、１位はスイスで、アジアで最も上位はマレーシアの５位。日本は28位、韓国は40位、中国は43位だった。
