ニュース 運輸 作成日:2014年11月24日_記事番号:T00053985
長栄海運(エバーグリーン・マリン)、陽明海運(ヤンミン・マリン・トランスポート)など太平洋航路安定化協定(TSA)加盟の海運業者は、アジア〜米国・西海岸航路で26日から、20フィートコンテナ1本当たり800米ドル、40フィートコンテナで同1,000米ドルの船混み割増料金(PCS)を徴収することを決めた。22日付工商時報が報じた。
米西海岸の埠頭(ふとう)で新たな労使協定の締結が遅れ、サボタージュが発生していること、および船舶の大型化により貨物の積み下ろし能力が追い付いていないことから船混みが発生している状況を受け、TSAは今月17日にコンテナ1本当たり最大1,000米ドルのPCS徴収を発表した。その後、荷主からの抗議を受けて折衝が進められ、海運各社は既に26日からの徴収を通達しているようだ。
米国航路では既に今月15日、基本運賃がコンテナ1本当たり400米ドル引き上げられ、現在、西海岸航路で同約2,100米ドル、東海岸航路で同約4,200米ドルとなっている他、12月15日からさらに同1,000米ドル値上げすることが計画されている。
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