ニュース 商業・サービス 作成日:2014年11月24日_記事番号:T00053989
台湾のホテル業界では、宿泊料金やレストランでの飲食料金の値上がりが止まらず、消費者からは「1泊するだけで、新社会人の月給が半分吹っ飛ぶ」といった不満の声が上がっている。24日付自由時報が伝えた。
交通部観光局の統計によれば、台湾各地の景勝地や都市部の観光ホテルでは毎年値上げが続いている。例えば、台北市の北投温泉の北投麗禧温泉酒店(グランド・ビュー・リゾート北投)では「高級サービス強化」を掲げ、10月から1室当たりの最低宿泊料金を定価1万2,000台湾元から1万4,000元(約5万3,000円)に17%引き上げた。
台北西華飯店(シャーウッド台北)でも宿泊料金が前年同期に比べ6%値上がりした。
レストランも同様だ。亜都麗緻大飯店(ザ・ランディス台北)では来年より披露宴料理が1卓(12人)で2万800元から2万2,800元への値上げを予定している。
観光局の張錫聡副局長は「訪台観光客が増え、ホテルの宿泊需要が刺激されているほか、高級サービスの提供や24時間稼働するホテルの目に見えない人件費が値上げの要因になっている」と分析した。
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