ニュース 食品 作成日:2014年11月24日_記事番号:T00053994
ショウガの甘酢漬け(いわゆる、がり)を製造していた台中市の未登記の工場が、食感を改善するため工業用の塩化カルシウムを違法に使用し、毎日200キログラムを出荷していたことが分かり、捜査当局は経営者の男(44)を食品安全衛生管理法違反の疑いで書類送検した。22日付蘋果日報が伝えた。
問題の業者は、過去7年間で約500トンを台中地域の従来型市場に出荷していたとみられる。工場は既に操業停止を命じられた。
先週、亜硫酸ナトリウムをモヤシの漂白剤として使用していたのを摘発された事件の追跡調査で、この経営者の工場内に工業用塩化カルシウムがあるのが発見され、違法使用が発覚した。
経営者は「(当初)塩化カルシウムの使用が違法だとは知らなかった。添加後に食感がよくなり、業績も上がった」と供述している。経営者の母親は、塩化カルシウムの使用が禁じられたため、近年は使用していないと主張している。
工業用塩化カルシウムは、食用と異なり精錬を経ておらず、通常は乾燥剤や道路の融氷剤に使用される。
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