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アップルウオッチ向けFPC、台湾3社が独占供給か


ニュース 電子 作成日:2014年11月24日_記事番号:T00053995

アップルウオッチ向けFPC、台湾3社が独占供給か

 24日付経済日報によると、来年第1四半期の発売が見込まれるアップルの腕時計型ウエアラブル(装着型)端末、「アップルウオッチ」向けフレキシブルプリント基板(FPC)の供給は、日韓メーカーとの競争の末、嘉聯益科技(キャリア・テクノロジー)、台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)、臻鼎科技控股(ZDT)の台湾3社が全て受注したとの市場観測が出ている。

 同3社はいずれも「秘密保持契約に基づき、特定顧客の情報や受注状況についてはコメントできない」としている。

 アップルウオッチ向けFPCは、その設計の複雑さなどから平均販売単価(ASP)が一般のスマートフォン向け製品の2倍に上るとされる。

 アップルのスマートフォン「iPhone6」が供給不足状態にあること、および来年はタブレット端末「iPad」の新製品やアップルウオッチといった「キラー製品」の相次ぐ発売が見込まれており、FPC業界では例年の非需要期にある来年第1四半期も旺盛な需要が期待できるとみられている。なお、証券会社は来年のFPC世界需要について12億枚を超える可能性もあると予測している。