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電子大手、分子診断への参入相次ぐ【表】


ニュース 電子 作成日:2014年11月24日_記事番号:T00053997

電子大手、分子診断への参入相次ぐ【表】

 分子診断検査に関する業界団体、生医分子検測産業聯盟(MDIAT)はこのほど、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)、光宝科技(ライトン・テクノロジー)、聯華電子(UMC)、台湾積体電路製造(TSMC)といった域内大手電子メーカーが分子診断検査分野に相次いで参入する中、創源生物科技(ジェネシス・ジェネティクス・アジア、GGA)、基亜生物科技(メディゲン・バイオテクノロジー)、普生(GBC)、大江生医(TCI)などの検査技術に関する特許を有するバイオテクノロジー関連企業をパートナーとすれば、台湾に新たな「バイオICT(情報・通信に関連する技術の総称)」プラットフォームを構築できるとの見方を示した。24日付経済日報が報じた。

 

 MDIATは、台湾では近年、新薬開発やハイエンド医療器材といった分野が注目を集めているが、分子診断分野は急速な成長を遂げているにもかかわらず比較的軽視されてきたと指摘。しかし、台湾におけるICT分野とバイオ医療分野における強みを結合すれば、同分野はバイテク産業の形成において鍵を握る存在となると強調した。

 なお米市場調査会社、グローバル・インダストリー・アナリスツによると、分子診断検査市場は来年1,500億米ドル規模に成長すると予測されている。