ニュース 電子 作成日:2014年11月24日_記事番号:T00054000
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の郭正夏協理は、中小型パネルにおける同社のオンセル式のTOD(タッチ・オン・ディスプレイ)技術の良品率は9割に上り、今年からタブレット端末やノートパソコン向けの大型化を進めており、同分野では日本、韓国を上回る速度で発展していると強調した。8インチのタブレット用は第3四半期に量産に入っており、14インチのノートPC用は、来年第1四半期の量産を見込む。24日付工商時報が報じた。
8インチのタブレット用オンセル式パネルは、台湾、中国、米国ブランドに供給しており、第4四半期から出荷が拡大している。
一方、中小型モバイル端末の多くが広視野角IPSパネルを採用しており、同パネルには既にITO(酸化インジウムスズ)フィルムが組み込まれていることから、オンセル式では薄膜式に比べ、ITOフィルム1枚減らすことができるためコスト面で競争力が高い。スマートフォン市場での普及率は第3四半期で25%ほどだが、来年には中低価格帯機種に大量に導入され、16年には主流になる見通しだ。イノラックスは、オンセル式に注力する考えを示しており、スマホ用液晶パネル市場で2016年には世界シェア3位を目指す。現在はシェア8%で5位に甘んじている。
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