ニュース 医薬 作成日:2014年11月25日_記事番号:T00054014
太景医薬研発控股(タイジェン・バイオファーマシューティカルズ・ホールディングス)は24日、市中肺炎(普通の生活で発症した肺炎)を治療するための抗生物質新薬「ネモノキサシン(奈諾沙星)、商品名・太捷信」について、全民健康保険に基づく薬価申請を行ったと発表した。今回の申請案件は、新薬健保価格照合制度に基づく申請第1号となる。25日付工商時報が伝えた。
台湾政府が導入した新薬健保価格照合制度は、申請があった医薬品の市価と10カ国の類似する医薬品の価格を比較し、薬価を決定するもので、薬価申請から認可までの期間がこれまでの9カ月から半年に短縮される。証券業界では、太捷信の薬価が来年第2四半期にも決まると予想している。
太捷信の発売に向けては、年内に台湾で抗生物質の専門代理店と販売提携する。中国での医薬品認可は行政手続きが最終段階にあり、提携先の浙江医薬が既に生産準備を整えている。このため、来年にも中台双方で発売が見込まれる。
タイジェンはまた、すい臓がん新薬「MM-398」の医薬品申請を来年上半期にも行う。
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