ニュース その他製造 作成日:2014年11月25日_記事番号:T00054015
紡織・生地メーカー、宏遠興業(エベレスト・テキスタイル)の葉清来総経理は、工場のスマート化「明日工場」で、生産効率が従来より30%改善したと語った。同社はそれぞれの生産工程にセンサー装置を導入し、企業資源計画(ERP)と連動させるなど、生産の最適化を図っている。25日付経済日報が報じた。
葉総経理は、紡織産業は低コスト競争から抜け出すために高付加価値化が必要と指摘した。同社は新製品開発のため、今後3年で工場拡張に15億台湾元(約57億円)を投じる他、15%賃上げして初任給を修士4万元、博士5万元に引き上げる。現在の従業員は2,000人以上で、うち修士以上の100人余りは主に営業、研究開発(R&D)部門に属している。
また葉総経理は、2010年の工場火災をきっかけに、ニッチな機能性生地に注力したところ、ここ1~2年、国際ブランドからの大口受注が続いていると話した。同社の第1~3四半期の連結売上高は前年同期比7.5%増、利益は52%増だった。
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