ニュース 政治 作成日:2014年11月25日_記事番号:T00054018
台北市長選に無所属で出馬している柯文哲候補の選挙事務所で盗聴器が発見された事件に自作自演疑惑が浮上する中、国民党の連勝文候補の選対で執行総幹事を務める蔡正元立法委員は24日、柯候補をはじめ、選対総幹事の姚立明氏ら5人を虚偽告訴と証拠偽造の疑いで告発した。また、公職人員選挙罷免法違反の疑いでも告発した。台北市長選は29日の投票を控え、主要2候補の泥仕合がエスカレートした格好だ。25日付聯合報が報じた。
蔡総幹事(中)は、弁護士を伴い台北地方法院検察署に告発した(24日=中央社)
盗聴の発覚後、柯陣営は連陣営が柯陣営の内部情報である「市政顧問リスト」を盗聴に基づき入手したのではないかと疑ってきた経緯がある。
記者会見した蔡総幹事は「柯選対幹部が検察で供述した内容からみて、盗聴器は柯陣営が技術者を雇い仕掛けたものだ」と指摘した。その上で、市政顧問リストについては、合法的に取得したものだと主張した。
また、連候補は同日、「柯陣営は当初、暗に盗聴と蔡氏が関係があるかように主張した。蔡氏がそんな屈辱を受け入れられず、(告発という)行動を取ったことは理解できる」と述べた。
柯候補は「蔡氏は告発を行う前に、あれほど詳細な市政顧問リストをどうやって入手したのかはっきり説明すべきだ」と主張した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722