ニュース 医薬 作成日:2014年11月25日_記事番号:T00054019
エイズ患者に対するカクテル療法を開発したことで知られる中央研究院の何大一院士の研究チームが開発中の抗エイズ薬「GSK744」がこのほど、第3相臨床試験に入った。25日付経済日報が伝えた。
何院士は新薬の特徴について、「筋肉中に注射され、体内でゆっくりと効能を発揮し、効果は3〜4カ月に達する」と説明した。業界はエイズ治療に革命的な進歩をもたらす新薬として期待している。
開発は製薬大手のグラクソ・スミスクライン(GSK)と共同で進められており、これまでの臨床試験では投与後、薬品成分が10週間以上体内にとどまることが確認された。
ただ、効果の程度については、第3相臨床試験の結果を見極めるべきだとした。
何院士はまた、霊長類を使った動物実験で、新薬がHIVウイルスの体内への侵入やウイルスの増殖を阻止する働きがあることも突き止めた。
何院士は「エイズワクチンが開発されるまで、理論的には高リスク群の感染リスクを抑えることも可能だ」と指摘した。
何院士は、HIV感染予防は教育が最も効果的と訴えた(24日=中央社)
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