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児童向けジャンクフード販促、16年から罰則へ


ニュース 食品 作成日:2014年11月25日_記事番号:T00054020

児童向けジャンクフード販促、16年から罰則へ

 衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)はこのほど、2016年以降、児童の長期的摂取に適さない食品の広告を児童向けのテレビチャンネル13局の特定時間帯(午後5〜9時)に流すことを禁止すると発表した。また、児童を対象におまけを付けるなどして、これら食品の販促を行うことも禁止される。違反者には最高400万台湾元(約1,500万円)の罰金が科される。25日付工商時報が伝えた。

 児童の長期的摂取に適さない食品とは、▽脂肪が総カロリーの30%以上▽飽和脂肪が総カロリーの10%以上▽ナトリウム含有量が400ミリグラム以上▽添加された糖が総カロリーの10%以上——という基準のいずれかを超過した食品を指し、具体例としてはハンバーガー、フライドチキン、コーラ、ポテトチップスなどが含まれる。

 TFDAによると、基準は業界との調整でやや緩和された。来年は周知期間として指導を強化する方針だ。

 ただ、コンビニエンスストアなどで、ポイントキャンペーンの景品で高糖分の飲料や即席麺などを進呈する行為は、特に児童だけを対象にしているわけではないため、今回の規制対象には含まれない。