ニュース 電子 作成日:2014年11月25日_記事番号:T00054025
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)は24日、中国の半導体関連産業をターゲットとする産業投資ファンド「上海武岳峰集成電路信息産業基金」に出資すると発表した。監督機関により3億人民元(約58億円)の投資に承認を受けている。今回の投資を通じ、中国政府が積極的に育成を図る同国半導体産業の発展に関与して中台間の連携を深め、世界市場での競争においてプラス効果を得たい考えだ。25日付工商時報などが報じた。
「上海武岳峰集成電路信息産業基金」は、上海市創業引導基金と武岳峰資本(サミットビュー・キャピタル)が主導して創設した投資ファンドで初期は30億人民元規模となる。メディアテックの他、上海嘉定創業投資、中国のファウンドリー大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)やIC設計大手、展訊通信(スプレッドトラム)のグループ会社、清華控股、米証券仲介大手のナイト・キャピタル・グループ(KCG)などが出資する。
この他、メディアテックは高周波(RF)チップの絡達科技(Airohaテクノロジー)、カーエレクトロニクス用ICの奕微科半導体科技(e-Vehicle)および傑発科技(AutoChips)、ADSL(非対称デジタル加入者線)関連事業を手掛ける創発科技通訊(ECONET)など、中国を主力市場とする子会社の同国での上場も計画している。
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