ニュース 政治 作成日:2014年11月26日_記事番号:T00054037
台北市長選に無所属で出馬している柯文哲候補の選挙事務所で盗聴器が発見された事件に自作自演疑惑が浮上したことについて、柯文哲陣営は25日、選対幹部による指示で盗聴器を仕掛けたと疑われた興信所関係者とのモバイルメッセンジャーによる通信記録を公表し、疑惑に反論した。26日付蘋果日報が伝えた。
彭氏(左)は25日の記者会見で、17ページ、1,600文字に上るLINEの通信記録を公開した(25日=中央社)
公表されたのは、選対幹部の彭盛韶氏と興信所関係者の呉徳義氏が今月3日から7日にかけて交わした通信記録で、盗聴器発見に至る経緯を時系列で明らかにしたものだ。
検察が一連の通信内容を「口裏合わせ」と疑っている点について、彭氏は「口裏合わせや経緯の歪曲(わいきょく)はしていないし、相手に合わせてうそをつく必要もない」と主張。当初は相手に柯文哲選対からの依頼であることも告げていなかったと説明した。
また、呉氏の依頼で作業に当たった電気工事作業員が盗聴器を仕掛けたことを認めている点については、「金もうけになると考え、つい盗聴器を仕掛けたのではないか」と語った。
これについて、国民党から出馬した連勝文候補は「選挙における典型的なだましの手口だ。陳水扁(前総統)が父(連戦国民党名誉主席)と(総統)選挙を戦った際の2発の銃弾と同じで、彼らがでっち上げたものだ」と非難した。
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