ニュース 金融 作成日:2014年11月26日_記事番号:T00054038
中央銀行(中銀)が25日発表した10月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と預金通貨)伸び率は7.18%と3カ月連続で縮小し、過去17カ月で最低だった。市場への資金供給を表すM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)の伸び率は4.98%と2カ月連続で縮小し、過去16カ月で最低だった。26日付工商時報が報じた。
中銀関係者はM1Bの伸び率縮小について、台湾株式市場の加権指数が10月中旬に8,500ポイント近くまで落ち込んだ影響で、個人投資家の間で模様眺めムードが強まり、証券取引口座の預金残高が前月比431億台湾元(約1,600億円)減少したこと、および外資の純流出が12億8,000万米ドルに達したことが主因と説明した。
一方、M1BとM2の伸び率の差は2.2ポイントに拡大した。M1Bの伸び率がM2の伸び率を上回るゴールデンクロスは2012年10月から2年以上続いている。
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