ニュース 金融 作成日:2014年11月26日_記事番号:T00054042
金融監督管理委員会(金管会)の曽銘宗主任委員は25日、銀行業、保険業、証券業を合わせた金融業界は今年第1〜3四半期の利益が3,884億台湾元で、通年では4,500億〜5,000億元(約1兆7,000億〜1兆9,000億円)となり過去最高を更新すると予想した。26日付工商時報が報じた。
銀行業の第1〜3四半期の税引き前利益は2,618億元で、既に昨年通年の2,576億元を上回っている。曽主任委員は、今年通年では3,000億元を超え過去最高を更新すると予想した。
保険業の第1〜3四半期純利益は1,004億元と前年同期比69%増加し、昨年通年(625億元)の約1.6倍となった。今年通年では過去最高を記録する見通しだ。なお、損害保険業は7月の復興航空(トランス アジア・エアウェイズ)旅客機墜落事故、高雄爆発事故などの保険金支払いで過去最高更新は難しそうだ。
証券業の第1〜3四半期純利益は262億元で、同じく昨年通年(204億元)を上回っている。
曽主任委員は、オフショア銀行部門(OBU)の規制緩和など金融政策の大規模な開放が金融業に利益成長をもたらしたと指摘。今後も開放路線を進めるため、金融業界はさらなる増益が見込めると話した。
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