ニュース 食品 作成日:2014年11月26日_記事番号:T00054045
就任から1カ月を迎えた蒋丙煌衛生福利部長は25日、聯合報のインタビューに応じ、来年は小麦粉、塩、砂糖、大豆などを食の安全に関する重点検査対象としていく意向を示した。
蒋部長(前右3)。衛生福利部は26日、台湾大学と食の安全に関する提携覚書を交わした(26日=中央社)
蒋部長は最近食の安全にかかわる事件が続発していることについて、「食の安全に関する問題を摘発すれば市民は不安を覚えるが、店頭の食品は安全になり、全体的な安全度は高まる」と強調した。
蒋部長はまた、「食品の安全は業者が保証すべきもので、政府が食品業者に代わり保証することはできない」と業界の取り組みを促した。
一方、全民健康保険の補充保険料収入が当初予想を上回り、健康保険料の引き下げを求める声があることについて、蒋部長は「当面は健保財政の安定が急がれるので、引き下げは行わない」とした上で、「ただ、今後3年は引き上げを行わない」と明言した。
また、2016年にも導入を目指す長期介護保険の法整備が遅れていることについては、「食の安全に関する事件が一段落した後、衛生福利部の優先目標の一つになる。16年に予定通り導入したい」と述べた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722