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必翔電能が中国・双鹿と提携、3年で受注36億元


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年11月26日_記事番号:T00054047

必翔電能が中国・双鹿と提携、3年で受注36億元

 必翔実業傘下のリン酸鉄リチウム電池メーカー、必翔電能高科技(PHET)は25日、中国最大のアルカリ乾電池専業メーカー、寧波双鹿控股集団(浙江省)との提携を発表した。これにより必翔電能は今後3年で36億台湾元(約140億円)以上のリン酸鉄リチウム電池受注を獲得する見通しだ。両社は今後ダブルブランド方式で、300億米ドルに上る中国の動力用バッテリー市場で商機獲得を目指す。26日付工商時報が報じた。

 双鹿集団は必翔電能から2015年に1,500万米ドル、16年に3,750万米ドル、17年に6,750万米ドルのリン酸鉄リチウム電池を調達することで合意した。将来は合弁で電気自動車(EV)市場に参入することも検討している。

 双鹿集団は富邦控股集団が65%出資する子会社。アルカリ乾電池の年間売上高は30億人民元(約580億円)に上り、中国市場でシェア20%を誇る。中国全土に販売網が広がっている他、米国やベナンに支社がある。