ニュース 電子 作成日:2014年11月26日_記事番号:T00054051
中国のスマートフォンメーカー、小米科技(小米、シャオミ)は生産のボトルネックに直面し、鴻海精密工業の子会社、富智康集団(FIHモバイル)と生産拡大を協議している他、今年の海外市場進出計画の半分に当たる5カ国を来年に先送りした。ブルームバーグの報道を基に26日付経済日報が報じた。
小米のヒューゴ・バーラ副総裁は、FIHモバイルとインド、ブラジルでの携帯電話生産について協議しており、インドネシアでの生産も検討すると話した。FIHモバイルは、これについてはコメントできないが、常に顧客の意見に耳を傾けていると説明した。小米は生産ラインを持たず、FIHモバイルや英業達(インベンテック)などに生産を委託している。
またバーラ副総裁は、▽タイ▽ロシア▽メキシコ▽ブラジル▽トルコ──への進出は来年に延期したと語った。小米は2010年4月設立で、13年に香港、台湾に進出し、今年は10カ国に進出する考えだったが、実際に進出を果たしたのは▽インド▽シンガポール▽マレーシア▽フィリピン▽インドネシア──にとどまった。
工業技術研究院(工研院)産業経済趨勢研究センター(IEK)によると、小米のスマホの第3四半期世界市場シェアは5.3%と、サムスン電子、アップルに続く3位。ブルームバーグは、小米は生産能力の問題で両社になかなか追い付けないと指摘した。
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