ニュース 医薬 作成日:2014年11月26日_記事番号:T00054052
電子機器受託生産の佳世達科技(Qisda)の陳其宏総経理は、医療事業の今年の売上高は前年比5割増の約60億台湾元(約230億円)に達すると見通しを示した。今後2年間は年4割成長が続くとみており、2016年には100億元を突破すると予想した。26日付工商時報などが報じた。
Qisdaは今年、3D(3次元)プリンターを利用した歯科用インプラント治療のサービス提供を開始した他、9月にはイタリア企業と合弁会社「明基透析科技」を設立し、人工透析装置、人工腎臓(ダイアライザー)、透析液の開発を行っている。将来的には販路を設け、透析センターも運営する予定だ。陳総経理によると、台湾の透析患者は約6万人、中国は30万人、東南アジアも加えると膨大な数となり、台湾だけで人工腎臓の年間需要は800万本に達するという。
なおQisdaの電子機器事業は、ハイエンド製品に注力した結果、第1〜3四半期のプロジェクター出荷台数は約120万台と前年同期比で4割増加した。同期のモニター出荷は約1,180万台で2割増加した。
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