ニュース 政治 作成日:2014年11月27日_記事番号:T00054057
29日の統一地方選挙後、中台間では行事日程が相次ぐ。
27日付経済日報によると、中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会(海協会)の陳徳銘会長は12月10日に台湾を訪問し、15、16日の両日、台北で開かれる両岸企業家サミットに出席する。中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官が26日、記者会見で明らかにした。
馬報道官は台湾の統一地方選については「ノーコメント」とした(26日=中央社)
陳会長は到着初日の10日、海峡交流基金会(海基会)主催の歓迎会に出席した後、花蓮県、台東県など東部を訪問する予定も組まれている。陳会長が就任後台湾を訪れるのは3回目。
中台間ではまた、12月末までに中国人旅客の台湾での乗り継ぎ解禁に向けた第1回作業会合、中台物品貿易協定の第10回交渉が北京で行われる予定だ。
一方、馬報道官は会見の席上、中国が韓国と自由貿易協定(FTA)締結交渉で合意に達したことに台湾側で懸念がある点を挙げ、「時はまだ遅くない。両岸(中台)は急いで追い上げるべきだ」と呼び掛けた。
また、台湾側にサービス貿易協定不要論があることについて、「偏った見方だ。台湾が中国市場で享受する便宜にサービス貿易の部分が抜け落ちることになる。物品貿易協定の交渉がうまくいっても、韓国が中国市場で受けられる待遇に追い付けないのは明確だ」と述べ、台湾側に交渉加速を訴えた。
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