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銀聯カード1~10月利用額、1450億元突破【表】


ニュース 金融 作成日:2014年11月27日_記事番号:T00054062

銀聯カード1~10月利用額、1450億元突破【表】

 中国の銀行などが発行しているデビット・クレジットカード「銀聯カード」の台湾での1~10月利用額が1,450億台湾元(約5,500億円)と、早くも前年通年の1,300億元を超えた。27日付工商時報が報じた。

 聯合信用卡処理中心(NCCC)の統計によると、加盟店での銀聯カード決済が672億元、現金自動預払機(ATM)での現金引き出しが778億元。前年通年のそれぞれ608億元、692億元を上回った。

 大幅成長の主な要因は、▽特約店が南部でも増加▽中国人の台湾自由旅行開放以降、台湾高速鉄路(高鉄)、台湾鉄路(台鉄)、タクシーの台湾大車隊などでもカード決済が可能になった▽景勝地、夜市にも対応ATMを設置した──ことがある。現金引き出しは1回平均1万4,200元に上昇した。

 この他、中国に進出した台湾企業(台商)関係者や家族が利用するケースもある。

 銀行関係者は、14年通年の利用額が1,700億元を突破し、過去最高を更新すると予測した。