ニュース 電子 作成日:2014年11月27日_記事番号:T00054070
自社ブランド製マザーボード市場は、中国の需要減少に伴い来年はさらに縮小が予想される中、最大手の華碩電脳(ASUS)が値下げ攻勢の手を緩める気配もないため、その他の台湾メーカーは出荷量拡大路線を改め、利益確保を最優先課題と位置付けるようだ。27日付電子時報が報じた。
ASUSは業界2位の技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)の追い上げをかわすため、第3四半期から際限なしの値下げ戦略を展開。ギガバイトはもちろん、微星科技(MSI)や華擎科技(アスロック)、映泰(バイオスター)などの利益にも影響した。中でもアスロックは出荷枚数、利益を大幅に減らすなど最大の打撃を受けた。
業界では、ギガバイトが来年、ASUSの攻勢にどう反撃するかにも注目が集まっている。なお、台湾メーカー同士が激しい価格競争を繰り広げる中、低価格市場でのみ戦える中国地場メーカーはシェアが引き続き圧迫され、存続の危機に立たされている企業もある。
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