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長栄国際儲運、桃園に倉庫物流産業園区建設へ


ニュース 運輸 作成日:2014年11月28日_記事番号:T00054086

長栄国際儲運、桃園に倉庫物流産業園区建設へ

 長栄集団(エバーグリーン・グループ)傘下の倉庫・運輸業者、長栄国際儲運は、桃園国際空港周辺開発計画「桃園航空城」の将来性を見込み、同県大園郷に倉庫物流産業園区を建設する計画だ。投資額は42億台湾元(約160億円)。建設許可取得後1年8カ月で完工する予定。140億元の生産額をもたらす見通しだ。28日付工商時報が報じた。

 倉庫物流産業園区は敷地面積9.2ヘクタール。長栄国際儲運が2006年に同郷に建設した大型コンテナヤードを建て直して格上げを図る。同社は、桃園国際空港に近い他、西部浜海快速公路(高速道路)を経由して台北港まで車で30分と地理的に優位と説明。陸・海・空をつなぐ物流モデル拠点となる見通しだ。

 長栄国際儲運はまた、新たな倉庫物流産業園区は大台北地区(台北市、新北市、基隆市)、桃園県都心へのアクセスが1時間圏内と説明。台湾北部で電子商取引(EC)市場の物流需要を取り込める他、物流サービスの効率化、高水準化が図れると指摘した。