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馬総統惨敗を謝罪、国民党主席辞任観測も


ニュース 政治 作成日:2014年11月30日_記事番号:T00054108

馬総統惨敗を謝罪、国民党主席辞任観測も

 馬英九総統は29日、統一地方選挙の惨敗を受け、国民党主席としての責任を認め謝罪した。関係者によると、馬総統は12月3日にも重大発表を行う予定で、主席を辞任するとの観測も浮上している。


馬総統の党主席としての進退に注目が集まる(29日=中央社)

 党内からは馬総統の党主席辞任を迫る声も浮上しているが、現状では「いかなる責任を負うことも辞さない」と語るにとどめ、辞任意向までは示していない。ただ、党主席辞任となっても、副総統であり腹心の呉敦義副主席を後継者として党主席に就かせ、候補者擁立の際の影響力を維持したいと考えとの見方も出ている。一方、江宜樺行政院長と曽永権同党秘書長は辞任申し出が認められた。江行政院長は昨年2月の就任から1年9カ月での退任だ。

 なお、早急な後任の行政院長指名と内閣改造が求めらるが、次期行政院長には、毛治国行政院副院長、間もなく任期満了を迎える郝龍斌台北市長、金溥聡国家安全会議(国安会)秘書長などが候補に挙がっているとみられている。