ニュース 商業・サービス 作成日:2014年12月1日_記事番号:T00054123
牛肉価格が上昇する中、牛丼チェーン大手の台湾吉野家、牛肉麺チェーン大手の三商巧福は、当面追随しないと表明した。今年に入り、牛肉を使用した商品を扱う飲食店チェーンの値上げが相次いでおり、ファストフード最大手のマクドナルド台湾も先週、一部商品を値上げした。29日付工商時報が報じた。
台湾吉野家の蘇嬉蛍総経理は、牛肉の国際価格は年々上昇しており、同社の調達している米国産牛肉価格もここ3年で2倍になっていると説明。その他の食材、電気料金の値上げも加わり、非常に苦しいが、当面コスト上昇分は自社で吸収し、値上げする計画はないと語った。
一方、三商巧福は今年初めに看板メニューの「原汁牛肉麺」を89台湾元から99元(約380円)に、「半筋半肉牛肉麺」を99元から109元にするなど、10~16%値上げしている。同社は、現在値上げ計画はないが、「来年も値上げしないとは限らない」と説明した。
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