ニュース 運輸 作成日:2014年12月1日_記事番号:T00054124
交通部高速鉄路工程局(高鉄局)は28日、台湾高速鉄路(高鉄)台中駅周辺で計画されている産業専用区の開発・運営(地上権30年)に関する競争入札について、国泰人寿保険(キャセイライフ)と永聯物流開發(アリー・ロジスティック・プロパティー)のコンソーシアム(企業連合体)に最優先申請人資格を付与すると発表した。国泰人寿は同地に31億台湾元(約120億円)を投じ電子商取引(EC)物流センターなどを建設し、アジア太平洋地域の流通基地とすることを目指す。2017年完成予定だ。29日付工商時報が報じた。
完成予想図。国泰人寿と永聯物流は桃園でも物流センターの共同設置を行う(高鉄局リリースより)
高鉄局は、高鉄・台中駅は台湾西部の中心に位置し、各主要都市から陸路で1時間以内で輸送可能な他、国際空港や港湾も備えており、アジア主要都市と4時間以内で結ぶ立地面でのメリットを備えていると強調した。
国泰人寿の計画では1万1,209坪の土地にEC物流センターを中心とし、他に▽観光工場▽会議・研修センター▽観光・レジャー施設▽製品の販売スペース▽企業本部──などを建設し、多元的な発展を図る方針だ。
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