ニュース 医薬 作成日:2014年12月1日_記事番号:T00054126
赤い天然色素、アスタキサンチンの研究開発(R&D)などを手掛ける聿新生物科技(バイオプティック・テクノロジー)は29日、台南新工場を着工した。日本の大手医薬品メーカーからの大口受注を受けたもので、来年6月完成、9月量産を見込む。1日付工商時報が報じた。
アスタキサンチンは天然の赤い色素で、エビやサケなど海洋生物に多く含まれるカロテノイドの一種。抗酸化力に優れている。
楊金昌董事長は、同社は巻き貝からアスタキサンチンを採取する特許を取得、日本メーカーの他、台湾、フィリピンの健康食品メーカーも興味を示しており、新工場の量産後も受注は心配無用と語った。アスタキサンチンは高価格で粗利益率も高い。証券会社は、同社は来年は大幅増益と予測した。
同社はアスタキサンチンの他、家庭向け医療用測定器と化粧品も手掛ける。売上高の中心である医療用測定器は、血糖値、尿酸、コレステロールを1台で測れる製品を開発し、インドネシアから3年にわたる年間3億台湾元(約11億5,000万円)の大口受注を獲得。ロシアからも年間数千万元の受注がある。
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