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太陽電池材料のギガソーラー、米デュポンが特許侵害で告訴へ


ニュース その他製造 作成日:2014年12月1日_記事番号:T00054128

太陽電池材料のギガソーラー、米デュポンが特許侵害で告訴へ

 太陽電池用導電性ペースト最大手の米化学大手デュポンは、同業の碩禾電子材料(ギガソーラー・マテリアルズ)を特許権の侵害で訴えることを計画しており、台湾の太陽電池メーカーに対し先月、米国に輸出する太陽電池にギガソーラー製の導電性ペーストを使用しないよう通達した。これを受けて昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)および昇陽光電科技(ソーラーテック・エナジー)は当面の使用停止を決めた。1日付経済日報が報じた。

 これに対しギガソーラーは、「予想された商業行為であり、既に訴訟の準備を行っている」とコメントした。

 なおジンテックの潘文輝総経理は、デュポンからの通達を受けて、ギガソーラーに特許権保有を証明する書類の提出を求めたが、明確な回答が得られなかったため、11月下旬からギガソーラー製の導電性ペースト不使用を決めたと説明した。