ニュース 電子 作成日:2014年12月1日_記事番号:T00054130
市場調査会社の集邦科技(トレンドフォース)は、2015年のノートパソコン世界出荷台数は前年比0.6%増の1億7,460万台と予測した。タブレット端末としても使える2in1ノートPCや、マイクロソフト(MS)の次期OS(基本ソフト)、「ウィンドウズ10」がけん引する見通しだ。東芝やサムスン電子が一部地域からの撤退を表明しており、宏碁(エイサー)、華碩電脳(ASUS)の出荷増加に期待がかかる。1日付工商時報が報じた。
トレンドフォースによると、2in1ノートPCは価格下落、スペック向上に伴い、来年はノートPC市場に占める割合が8~10%に倍増する見通しだ。ディスプレイのサイズは10~13インチが主流となり、マイクロソフトの12インチ「Surface(サーフェス) Pro 3」や、発売観測が浮上しているアップルの12.9インチ「iPad Pro」などが成長をけん引するとみられている。
一方トレンドフォースは、タブレット端末の15年世界出荷台数は前年比3.5%減の1億8,560万台と予測した。タブレット市場は成熟期に入っており、新しい製品やビジネスモデルを生み出せなければ、大型スマートフォンなどとの競争にさらされ、淘汰(とうた)されると指摘した。
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