ニュース 電子 作成日:2014年12月1日_記事番号:T00054131
ジャパンディスプレイ(JDI)が小米科技(小米、シャオミ)への出荷量拡大に向け、ハイエンドのスマートフォン向け液晶パネル価格を引き下げたことで、日台韓パネルメーカー間の価格競争が激化している。友達光電(AUO)、群創光電(イノラックス)、中華映管(CPT)などの中小型パネルの利益に打撃が出そうだ。29日付経済日報が報じた。
日本経済新聞によると、JDIはシャオミに対しスマホ用パネルを1枚20米ドルから10米ドル台に引き下げているとされる。
証券会社は、台湾パネルメーカーの主な出荷先である中国のスマホブランドからの受注を、JDI、シャープ、LGディスプレイ(LGD)が狙っている他、サムスン電子もこれまで社外には販売していなかったアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルを中国顧客に売り出しており、中小型パネル価格の下落につながっていると指摘した。
なお市場調査会社、ディスプレイサーチの統計によると、11月のスマホパネル価格は軒並み3~5%下落した。
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