ニュース 政治 作成日:2014年12月1日_記事番号:T00054138
国民党惨敗に終わった統一地方選を受け、政治評論家の沈富雄氏(元民進党)と趙少康氏(新党)が対談し、2016年の総統選について、沈氏は民進党の蔡英文主席が当選し、政権交代を果たすと予想する一方、趙氏は国民党から立候補が予想された朱立倫新北市長は、出馬するかどうかは疑わしいと指摘した。1日付聯合報が伝えた。
選挙結果について沈氏は「国民党は政治地図からほぼ消え去った」と切り捨て、再建は困難になったとの見方を示した。
趙氏は「馬英九主席が辞任するのは容易だが、問題は後任だ。無私の態度で党内の混乱を処理できる人物が何人いるだろうか」と疑問を呈した。
そして、16年総統選の見通しについて沈氏は「勢いに乗った蔡英文氏が勝ち、2期を務めるのではないか」と予想した。
趙氏は「16年の立法委員選でも国民党は全面敗北を喫する可能性がある。総統選は、(新北市長選で)辛うじて当選した朱立倫氏に出馬の自信があるかどうかは自分も疑わしいと思っている」と述べた。
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